はじめに
こんにちは。
今回は、「Webサーバとプロキシサーバー」について解説していきます。
このチャプターは、他の章と比べてボリュームが多く暗記量も膨大なので、
勉強中は何度も心が折れそうになりました・・・。
しかし、そこは工夫しながら覚えてしまえば何とかなりますので(笑)
地道に取り組んでいきましょう!
Webサーバとプロキシサーバー
httpd.confのディレクティブについて
httpd.confファイルのディレクティブの暗記は必須ですね!
また、ある1つのディレクティブについてだけではなく、
「あるカテゴリに分けると、該当するものは何か?」のような聞き方もされるようです。
例えば、どのように分類して覚えるかというと
・子プロセス数を指定するもの・・・
StartServers, MinSquareServers, MaxSpareServers
→これがいわゆるCPUに影響を与えるディレクティブです。
・バージョンで指定するディレクティブが変わるもの・・・
MaxCliients, MaxRequestWorkers
・キープアライブの設定を行うもの・・・
KeepAlive, MaxKeepAliveRequests, KeepAliveTimeout
こういう風に分類すると良いと思います。
自分の中でもカテゴリ別で暗記しておくのもLPIC合格の極意だと思います。
AliasとRedirectディレクティブの違いについて
この2つは、混同しやすいので要注意です。
Ping-tの練習問題にも出てきますが、「サーバ側」の設定なのか
「クライアント側」の設定なのかは押さえておくと良いでしょう。
・Aliasディレクティブ…クライアント側で設定
・Redirectディレクティブ…サーバ側で設定
SSL/TLS関連のディレクティブについて
この部分のディレクティブは、似た様なものが多いので、
カテゴリ分けして覚えるとすんなり暗記できると思います。
例えば、私の場合だと
サーバー側は、SSLCertificate〇〇
クライアント側は、SSLCACertificate〇〇
で分けて覚えていました。
squid.confでアクセス制限の仕方について
SquiedはLinuxでプロキシサーバーとしてよく使用されるWebサーバです。
アクセス制限の設定は、aclとhttp_accessで行ないますね。
特にaclの設定の仕方に関しては、完全に頭に叩き込みましょう。
ping-t,あずき本に一覧として載っているaclタイプの暗記は絶対です!
リバースプロキシの設定方法について
Nginxはリバースプロキシとしてよく利用されるWebサーバです。
Nginxをプロキシサーバとして使用する際に、設定ファイルで指定しなければならない
ディレクティブは押さえておきましょう。
今回は以上です。
次は、「ファイル共有」についてです!