あきろぐ

いろいろめもするよ🐈🐈🐈

メルカリ4年ユーザーが売れるもの・売れないものを分析してみた

 

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きっかけ

私は4年以上メルカリを主に売る側で使用しているのですが、4年も続けていたらそこそこの出品数になっていたので、ここでちょっとどんなものを売ってきて何が売れて何が売れなかったのか分析してみることにしました。

これは、一般人が簡単な分析で調べただけなので(自己整理のため)、がっぽり稼ごうというようなノウハウ系の記事ではないです。

リユースショップではなくてメルカリ使ってみたいと思っている方、本当に売れるの?かよくわからない方、中々売れない・・・と感じている方などメルカリビギナーには少し参考になるかもです。

 

使用データ

今まで出品した数及び売れたもののカテゴリを円グラフで示してみました。

現在の総出品数は78で、その中で売れたものは50品(約6割)です。

そして、売れた50品の内訳は衣類が断トツで多く、続いて書籍・コスメ・電化製品・アクセサリーという結果になりました。

衣類に関しては売りやすいですし、私自身が洋服大好き人間なので定期的に売りに出さないとクローゼットが溢れてしまうので、必然的に多くなりました。

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検証①:値段

メルカリに出品がする上で一番気になるのは、なんだかんだ値段ではないかなと思います。メルカリでは、値段を決めるときに商品の種類・状態などで大体これくらいの値段で売れるかお知らせしてくれる便利な機能があるので、そんなに値段を決めるのに悩まないかと思いますが、実際の結果がこちらです。

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これは、売れた50品の値段のヒストグラムです。最安値は450円で最高値は9000円でした。グラフ見て分かる通り、安い方が売れやすいですね。中央値は725円でした。

ほとんどが500-1000円で取引されてました。ちょこちょこ高いものが売れているのは電化製品など元々の値段が高いものを出品しているためです。

私みたいに衣類やコスメや本などを売ろうとする場合は、おおよその目安になるかと思います。

検証②:いいね数

続いて売れたもののいいね数を調べてみました。

 

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売れる=いいね数多いと思いがちですが、意外と売れたものはいいね数が少ないことが分かりました。これは何故かと言うと、売れるものは「いいね!」ボタンを押される前に購入ボタンをポチっと押されるからだと推測することができます。

自分が買い物するする立場になって考えてみると、本当に欲しい!と思ったらすぐ手に入れたいと思いませんか?それと同じことだと思います。

いいねするということは、買うという行為に至るまでの決定打になるものがないから、とりあえず保留にして他と比べてみよういう意味合いを示しているかと考えられました。

検証③:ブランド

検証の3つ目は、ブランドです。

ブランドによって買取率に違いがあるのか調べてみました。

今回は、公式HPに載っている最もよく取引されているブランドトップ10の中から、4ブランド抜粋して比べてみました。単純に私が出品したブランドと合致しているものを選んでいます。

https://about.mercari.com/press/news/article/20180702_mercarinumbers/

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断トツの100%で買い取られたのは「Apple」でした。さすがです。人気が高いです。

Appleはもっとも買われたランキングには6位でランクインしていますが、一方最も販売されたランキングには圏外になっていますね。需要が供給よ大きく上回っているものは売れやすいのが示されました。

続いて2位は、買取率83%のGUでした。私の中ではちょっと意外な感じはしましたが、出品しているとプチプラブランドの割にはある程度の値段で取引されるなという印象を受けました。

Disneyは50%でした。期間限定品などであればより売れるのかもしれないです。

そして、最下位はユニクロでした。まさかの0%!笑うしかないですね。

GUと比較したら圧倒的な売れなさですよね。私の中ではGUとユニクロは同等の扱いだったのですがメルカリで売りに出すと圧倒的に差がつきました。

この差が気になって色々調査してみると、1つの要因として店舗数が関係していることが考えられました。

ユニクロは全国に800店舗以上ある一方で、GUは全国に400店舗ほどでした。まさか2倍以上差があったとは思っていなかったのでびっくりです。

私は地方出身なんですが、ユニクロは結構見かけるけどGU近くにないなとふと思い出しました。

ランキングでも売られる数も買われる数もトップ3に入っているので、競合がたくさんいることで結局価格競争になってしまっているのかなと思います。

全国各地にあるので、わざわざ中古で買わなくても・・・って思う方が多いのかもしれませんね。

④検証④:カテゴリ

続いて、カテゴリ別で売却率に変化があるのか調べてみました。調査したカテゴリは、衣類、書籍、コスメ、アクセサリー、電化製品の5つです。

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断トツに売れるのはやはり電化製品でした。

生活に必須な製品は売れやすい傾向がありました。その点、コスメもそうですよね。女性にとって日々使うものですからなるだけ安く手に入れられると良いですし、お試し感覚で使えるのも売れやすい理由なのかなと思います。私自身もそうですし、デパコスを新品で購入すると出費が増えてしまうのでメルカリでお試しできるのは便利だと感じます。

書籍に関しては、分野によって売却率が大きく違いました。小説は本当に全く売れない一方で就活関連本は出品したもの全て売れました。就活の本は毎年アップデートされますし、一定の需要が常にあるので売りやすいと思います。学生の方だとなるだけ就活にかける費用は減らしたいですし、中古品で使いまわせるものはメルカリで揃える人も多いかもしれませんね。

衣類やアクセサリーに関しては気に入ったものがあったら買うけど必須ではないまたは緊急性が低いという側面もあるのか、売却率は5割~6割程度でした。

売るために工夫したこと

最後に私がメルカリで売るときに工夫していたことをまとめたいと思います。秘訣みたいなものはありませんが、ポイントとして挙げられるのは「一般的に言われていることはすべてやる!」です。

例えば、

  • 載せる画像はこだわる
  • SEO対策をする
  • 説明を丁寧に書く
  • 定期的に更新して上位に表示されるようにする

等は全てやることです。

これらをせずに売ることはよっぽど希少価値が高いものでないと売れないのではないでしょうか。現在メルカリの累計総出品数は10億を超えていると言われていますし、最低限の対策はやらないと売れないと思った方が良いです。

それに加えて、個人的にやってよかったと思うことは、トップ画像にどんな商品か一発で分かるようにすることです。

以下例です。

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ただ単に商品の画像をトップにするだけではなく、写真の外枠を白くしブランド名や商品名を入れて視覚的にユーザーに訴えることで、クリックしてもらいやすいですし購入される確率が上がるかと思います。

絶対売れるというわけではないので、そこはご了承ください。

まとめ

以上の事をまとめます。

  • 商品は大体500-1000円で取引される傾向がある。
  • 売れる、売れないにいいね数の関連性は低い。
  • ユニクロは売れる確率が低いが、一方でGUは売れる確率が高い。
  • 生活で必要度が高いものは取引されやすい。
  • 売る確率を上げるためには、視覚的なインパクトを残す必要がある。

この5点に集約できると思います。

メルカリユーザーにとって少し参考になれば幸いです。

おしまい

 

 

 

 

*1:

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