DNSはじめよう読んだ
技術書典で購入したmochikoさんの「DNSをはじめよう」をやっと読破!
色んな方がコメントしているように、初心者に寄り添ってDNSについて解説してあり、すんなり理解できる良本だった。
技術書って文字が多くて専門用語が大量にでてきて堅苦しいので読むのに時間がかかるが、こちらの本は文字と図のバランスが良く、話し言葉なのでとにかくサクサク読める。。。さらに、所々にクイズや例を挟んでいるのでイメージがしやすい。
また、自分で手を動かしながら確認できるので、DNS初心者にはもってこいの本だった。AWSのアカウントを作成するところから一緒にハンズオンできるので、AWS使ってみたい人にもおすすめの一冊だと言える。
市販されている技術書はそれなりに値段が張るけど、この本は電子版で1000円、書籍で1500円。150ページ弱あってこの値段は安いと思う。
1章.ドメインとWhois
まずはドメインの買い方から丁寧に解説しており、レジストリ、レジストラ、リセラの違い・関係性を分かりやすく説明している。
ドメイン購入するのは複雑なのかなと勝手にイメージしていたが、意外と簡単に購入できるものなのとは少し驚いた。
2章.DNSの仕組み
ここでは、DNSサーバーの仕組みを詳細に分かりやすく説明している。自分が購入したドメインを使って解説しているので、イメージがつきやすいと思う。
3章.AWSのネームサーバを使ってみよう
ここではAWSのRoute53を使って、ドメインのネームサーバーを変更する手順について書かれている。AWSのアカウントを作成するところから丁寧に説明しているので、AWS触ったことない人でも入門しやすいのでは?と思う。
4章.digとwhoisをたたいて学ぶDNS
ここでは名前解決コマンドdigの使い方を説明している。名前解決に使用するコマンドと言えば他にもhostやnslookupがあるが、これらよりdigを推薦する理由、便利な使い方を述べられている。私も普段はnslookupしか使っていないが、digコマンドは詳細な情報を取得することができるのでマスターしたい。
5章.トラブルシューティング
最後にDNS関連のトラブルを6個の例を示して解説している。サイト移管するとき、サイトが急に見れなくなったなどの問題に遭遇した場合にどう対処すればいいか書かれている。
最後に
DNSの続編として「AWSをはじめよう」もあるので、興味がある方は読んでみてほしい。mochikoさんの新刊がまた出たら買いたいな~~