はじめに
私は過去記事にも書いた通り、新卒1年目の時にLPICレベル2まで取得しています。LPIC202に関しては、難易度が高いので要点をまとめた記事を書いていますが、
実際に私がLPICレベル2まで取得するのにどんな書籍やサイトを使っていたのか?についても書き留めておきたいと思います。
どんな勉強していたかも後々書きますね。
私が使ったもの
私が試験勉強で使ったものは以下の3つのみです。
LPIC101からLPIC201までは以下の①と②のみを用いて勉強しました。皆さんもよくご存知の通りの書籍やサイトだと思いますが、1つ1つ紹介していきます。
①あずき本
こればLPIC受験する方なら必ずと言って良いほどお勧めされる書籍ではないでしょうか。もうすでに持っている方もいるかと思います。
最近はLPICだけではなくLinuCにも対応した本が売られていますよね。今のところLPICもLinuCも出題範囲が同じなので好きなほうを受験すればよいかと思います。難易度もほとんど変わらなく、日本語の精度が良いか少し劣るかの違いくらいではないでしょうか。
(※LPICは英語を日本語に直訳したような感じなので、日本語としては少し違和感があります。心配な方はLPI JapanのLinuCを受験されると良いです。)
あずき本の良いところは、Linux全般の知識をまんべんなく網羅しているところだと思います。とても分厚い本なので読みこむだけでもだいぶ時間がかかり、心が折れそうになりますが、基本的なことはほぼすべて載っているので一冊もっていて間違いないと思います。
さらに、LPICの問題の大半(6~7割)はあずき本に載っていることから出題されています。ですから、1冊持っていれば損はないと思います。LPICの勉強だけでなく、実務で分からないことがあったときも使える良本です。
②Ping-t
これもIT関連の資格試験を受けるなら、必ず訪れる&お勧めされるサイトがping-tだと思います。LPICだけではなく、CCNAやオラクルマスター、ITパスポートなども網羅しています。
ping-tは実際の試験のように4択で問題数も非常に多く掲載されているので、自分の知識の定着率を図るのにとても有用です。また、コマ問といって実際にコマンドを書き込んで演習できる問題も用意されているので活用しないのはもったいないです。LPICは記述問題も数問出題されるので、コマ問はその対策にもなると思います。
ping-tを使う上で気を付けたいのは、無料枠で使える問題は制限されているということです。LPICに関しては、LPIC101の4択問題(Web問題集)とコマ問のみが無料枠になっています。LPIC102以降の問題集はプレミアム会員にならないと使えるようになりません。個人的には、プレミアム会員になってでもping-tの問題集は使った方がいいと思います。1か月2400円と少し高めではありますが、一発で合格できる可能性をできるだけ高めたいのなら登録して損はないです。2400円でも安いくらいの良問が揃ってますよ!
プレミアム会員についての詳細は以下のページを参照してください。
ping-tは受験料割引チケットも購入できるので是非登録するのをおすすめします!
③スピードマスター
最後におすすめするのは、スピードマスターです。
これは私自身ガッツリ使い込んだ訳ではないので詳しくは話せませんが、あずき本・ping-tだけでは合格するか不安・・・と感じる方に+αとして使ったら良いと思います。私はLPIC202を勉強するときのみスピードマスターをサラッと使いましたが、それでも目を通した問題が実際の試験で出題されたので知識を補完するのにベストな1冊ですね。スピードマスターはLPICの数問出題される厄介な問題対策になると思いますし、むしろスピードマスターまで完璧にしていれば合格は間違いないと言っても過言ではないですし、かなり高得点を狙えるのではないでしょうか。
まとめ
ITの資格は受験料が1万を超えてくるので、中々安易に受けれなくて尻込みしてしまうという方もいるかと思います。だから、しっかりとした対策が必要ですが、闇雲に様々な問題集やサイトに手を出すのは良くないです。どんなに多くても3つまでだと思いますね。
知り合いの中ではping-tのみの勉強でレベル2まで取得している人もいるので、あなたが合格点に達すれば良いのであれば「あずき本&ping-t」で十分です。しかし、高をくくって手を抜いていると落ちてしまうので気を引き締めて勉強して一発合格しましょう!
以上です。